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勤怠集計業務の現状調査と自動化に向けた要件整理
お客様:東海地方の公益法人(文化施設運営)
導入背景
お客様は文化施設を運営する公益法人です。月末月初の勤怠集計では、紙のタイムカードの打刻、職員が手入力するExcelの勤務実績表、予定シフトの3つを、手作業で突き合わせていました。
出勤時間は職員ごとに異なり、当日に時間をずらすこともあります。突き合わせは複雑でした。集計には各部門の管理職と総務の担当者が、毎月まとまった時間をかけていました。
休暇や旅費の申請も紙でした。Excelの様式への入力ミスや承認ルートの間違いが起きやすく、時間単位の休暇を含めた有給の残日数は手計算で管理していました。
Officeは古い買い切り版です。職員のPCにはそれが入っており、独自の関数やマクロを組んだExcelが多く使われているため、一般的な勤怠やワークフローのパッケージでは、こうしたExcelや独自の承認の流れに合わせにくい状況でした。
ご相談のきっかけ
検索で当社のサイトをご覧になり、お問い合わせフォームからご相談いただきました。最初の内容は、生成AIの活用です。業務効率化の一環として、まずは幹部の方々で今年度中に試したいとのことで、請求書払いができることや、幹部どうしでやり取りの内容が見えないことが条件でした。どのライセンスの組み合わせが合うのか。費用の目安や導入時の注意点も知りたいというご依頼です。あわせて、紙で行っている旅費や休暇の申請をデジタル化できないかというご相談もありました。
進め方
- 勤怠管理業務の現状調査と要件整理(2026年):打刻、勤務実績表、予定シフトのデータの持ち方と、突き合わせの手順を整理
次の段階は、この調査で整理した内容をもとに、現在ご検討いただいています。
- Power Appsによる打刻アプリと、Power Automate for Desktopによる3つのデータの自動照合
- 休暇・旅費申請のワークフロー化(上司不在時の承認の飛び越しや、途中の承認者による内容の修正に対応)
- 上記の土台となるMicrosoft 365の導入
目指したこと
いま使っているExcelの資産を生かしながら、勤怠集計と各種申請の手作業を減らすことです。まずは実態の把握です。業務の実態を正しく押さえ、無理のない自動化の範囲を見極めるところから進めています。