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社内サーバーのAWS移行とセキュリティ監視の仕組みづくり
お客様:東海地方の技術商社(計測・試験機器)
導入背景
お客様は、取引先から高いセキュリティ水準を求められており、自動車業界のサイバーセキュリティガイドラインで、次の段階(レベル2)への対応を目指していました。
社内では、ADや販売管理システムなどのサーバーをオンプレミスで運用し、拠点どうしはVPNでつないでいましたが、その構成にも課題を感じていました。パソコンの入れ替えも控えていました。期限がありました。それまでに新しいAD環境を用意する必要がありました。
ご相談のきっかけ
ご相談は2025年の春です。以前のお取引を通じて当社を知っていたご担当者から、ご連絡をいただきました。ご要望は、いまの環境を移すことではなく、セキュリティに強いADサーバーをAWS上に一から作ることでした。既存のベンダーは返答が遅く、予定の時期に間に合うかどうか見通しが立たない状況だったそうです。ほかの会社にも相談中でした。予算は未定です。初期費用と月額費用の見積を、早めに求められていました。社長を含め、クラウドへ移ることへの抵抗はなかったそうです。
進め方
始まりはADです。そこから、社内のサーバーを順にAWSへ移しています。
- ADサーバーのAWS構築(2025年):インフラが変わっても、社員の使い方は変えないことを目標に進める。ファイルサーバーやVPNの認証もADにつなぐ
- 販売管理システムのサーバーをAWSに構築(2025〜2026年)
- NASに置いたファイルの二次バックアップ(2025年)
- ADのリストア手順書の作成(2026年)
- 会計ソフト用サーバーのAWS構築(2026年):老朽化した物理サーバーの置き換え。長期的な費用を重視し、データベースのライセンスを持ち込んで月々の利用料を抑える構成を選ばれました
その後の支援
構築したサーバーの運用・保守を月額でお引き受けしています(2026年〜)。セキュリティ面の支援も広がっています。
- コーポレートサイトの脆弱性診断(2026年)
- セキュリティ製品の検知アラートを受ける仕組みの構築(2026年):夜間や休日の検知もAIで危険度を判定し、自動で一次通知する。インシデントは監視パートナーと共通の管理ツールで一元管理する
現在は、社内の各機器のログをAWS上に集めて保管する仕組みについてご検討いただいています。
目指したこと
取引先から求められるセキュリティ水準に応えられる体制づくりです。もう一つはクラウド化です。社内のサーバーをクラウドに移し、社員にとって使い方の変わらないシンプルな構成を目指しています。