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AWS運用保守から基幹刷新の認証基盤構築まで
お客様:首都圏の医療・福祉関連企業
導入背景
お客様は、医療機関向けのサービスを提供しています。業務システムやWebサイトはAWS上で動いており、システムの改修は、これまで社内の限られた人員で対応してきました。
業務システムは古い技術で作られた部分が多く、仕組み同士が強く結びついているうえ、サーバーのOSのサポート終了も迫っていました。
進め方
最初はAWSの運用です。そこから少しずつ支援の範囲を広げてきました。
- 医療機関向けVPN環境の構築(2022〜2023年):医療機関の端末が業務システムにつなぐときだけVPNを使うこと、アカウントを本部側で止められること、端末同士が通信できないことなど、いただいた要件を一つずつ調べて定例会で報告し、正式なプロジェクトとして進める
- AWSサーバーの運用保守(2023年〜):月額で運用を担い、WAF(Webアプリケーションを守る仕組み)の運用サービスもあわせて提供する。週次の定例会で、配信エラーの調査やキャッシュの不具合への対応などを進める
- データベースのバージョンアップ(2023年、2026年):サポート終了に合わせて対応する
- 基幹システム刷新の調査・分析と要件定義(2024年):患者向けのスマートフォンサイト(問診の入力、検査結果やレポートの閲覧)と、業務システムの画面の刷新を優先して整理する。患者向けサイトは、デザインの工程を先行してお引き受けする
- 社内SEとしての支援(2024年〜):お客様の情報システム業務を、継続して支える
- RFP(提案依頼書)の作成支援(2025年):基幹システム刷新の発注に向けた資料づくりを支える
現在の取り組み
基幹システムの刷新は、一度に入れ替えず段階を分けて進める計画で、その最初の段階として、認証基盤(シングルサインオン)の構築を2026年からお引き受けしました。現在進行中です。
目的は三つあります。
- AWS上の既存のWindows Server環境で、多要素認証などにより認証を強くする
- 2027年1月のWindows Server 2016のサポート終了に備える
- 将来、複数のシステムのアカウントをまとめて管理できるようにする
対象は既存の環境です。ログインする人の確認は認証基盤が担い、ログイン後の操作権限は各システムで管理する設計です。12月を検証とマニュアル作成に充て、1月から新旧を並行して動かしながら順に移す予定です。移行は順番に行います。
認証基盤の後に続く、ECサイトの作り直しや顧客管理の移行などは、現在ご一緒に検討しています。
目指したこと
古くなった業務システムのリスクを減らしながら、止めずに段階的に新しい仕組みへ移すことです。