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パッケージでは合わなかった生産管理システムの刷新とクラウド移行

お客様:東海地方の製造業

導入背景

生産管理システム(受注、生産計画、製品在庫、出荷、請求、実績の集計、原材料の在庫)の入れ替えを、最初はパッケージで進めていました。しかし要件を固める段階で、パッケージが合わないと分かりました。自社の業務を受け止めきれなかったためです。

システムの基盤にも課題がありました。データベースは古いUNIXサーバーで動いています。プログラムの多くはCOBOLです。さらに、システムを長く担ってきた担当者の退職が数年後に迫っており、社内でシステムを支える体制づくりも急がれていました。

ご相談のきっかけ

パッケージの導入を進めていたベンダーからのご紹介を受けて、当社のホームページからお問い合わせいただきました。要件を固める途中で、パッケージではなく個別に開発する方式でないと自社の業務を受け止めきれないと判断され、開発を任せられる会社を探されていた時期です。ご相談の内容は、現行の生産管理システムの入れ替えでした。あわせて、複雑になったシステムを小さく整理して使いやすくしたいこと、開発会社と一緒に進めるなかで情報システム部門を育て、簡単な改修は社内でこなせるようにしたいことも伺いました。

進め方

一度にすべてを入れ替えず、段階を分けて進めています。

  1. 生産管理システムの要件定義(2024年):複雑になっていた現行システムを整理し、機能を絞ってシンプルにする方針を決める
  2. データベースのAWS移行とCOBOLの変換(2024〜2025年):UNIXからLinuxへ移るとCOBOLのプログラムが動かなくなるため、Javaへ変換してクラウドで動かせるようにする
  3. 業務サーバーのAWS移行(2025年):生産管理以外の業務アプリ、検査、ファイルサーバーもクラウドへ移す。社内ネットワーク機器の入れ替えもあわせて対応
  4. 生産管理システムの設計・開発(2025〜2026年):開発を複数の段階に分けて順に稼働させる
  5. 生産計画システムの入れ替え(2025年〜):生産計画を立てるシステムも、要件定義から作り直す

開発には情報システム部門の方にも加わっていただき、システムの中身を社内で把握できるようにしています。

稼働後の支援

生産管理システムの保守と、AWS環境の運用も月額でお引き受けしています。次のテーマは勤怠システムです。約20年使ってきたシステムの入れ替えを現在ご一緒に検討しており、法対応が必要な勤怠・給与の基本機能はパッケージを使い、パッケージで補えない社内の申請業務だけを開発してつなぐ構成です。

目指したこと

目指したのは2つです。簡単な改修は社内で対応できる体制づくりと、だれでも使いやすいシンプルなシステムへの刷新です。あわせて、古いサーバーを順に手放し、主なシステムをクラウドで運用する形へ移しています。

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